声の仕事に携わりたい方へ。

声優スクールに通い始めて

私は社会人になり働きだしてから2年目に声優の養成スクールに通い始めました。今の会社で働き始めてから2年になりようやく時間の使い方や仕事が分かるようになり、自分の時間を確保できるようになったため、そこから何か新しい事を始めようと思うようになりました。そこで選んだのが声優の養成スクールへの入所です。もともと声優になりたいと思っていましたが、それを数年前に諦めて現在の仕事に就きました。

しかし、どうしても夢を諦めきれずに社会人になり自由になるお金も増えて時間もできたため、声優のスクールに通い始めました。そのスクールを選んだのは、毎年関連会社のオーディションがあるため、チャンスとそれに見合う実力があれば夢を実現できるおもったからです。

通う前に不安だったのは「演技経験のない自分がレッスンについていけるのか」という根本的な不安と「そこで一緒にレッスンを受ける人の年齢層」でした。体験を受けた際は周りは高校生ばかりで20代前半の私はかなり浮いていました。

⇒ 声優になるには?学校に行く前にできること

「私は声優になりたいからここに通うんだ!友人をつくるためにここに来るんじゃないんだ!」ろ自分に言い聞かせて入所しました。演技の練習は相手があってこそなので、そこの人間関係をうまくできるかどうかは非常に不安でした。しかし、実際入所してクラスに割り振られると、私のクラスには様々な年代の人がそろっていました。上は30代半ば、下は高校一年生。社会人の職業もバラバラで銀行員の方もいれば、夜はホストをやっているという男性もいました。ここまで境遇にばらつきがあると皆お互いがいい刺激になるのか、とてもいい距離感で輪を深めることができました。

レッスンそのものも非常に有意義なものでした。私のクラスの担当講師は劇団で俳優を長年やってきた男性でした。講師に巡り会うのも運だと思うと、私は相当強運だったようです。先生は少しずつレッスンのレベルを上げていきながら、そこから個人個人に見合った批評や指摘をします。そして、とにかく舞台形式の演技練習をたくさんしました。「声の演技の前に動きがある」というのは声優業界の鉄則です。「体の動きが感じられない演技に価値はない」先生は常にそう言っていました。そして、自分で考えて演技を組み立てるように私たち生徒に常に投げかけてきました。「数あるgoodの中からbestを探せ」先生が私に与えてくれた言葉の中でも郡を抜いて心に残っている言葉です。レッスンを通して私はどんどん演じることに夢中になっていきました。

仕事で嫌な事があっても、それとは別の環境に大事な物があるとどんなことでも耐えられるしがんばれます。営業職なのでレッスンの日曜日にたまに接待のゴルフなどでレッスンを欠席遅刻することもありましたがそれでも続けてこれました。順調に進級もしていき毎日に張り合いができて楽しくなりました。

⇒ 声優になるための学校について

声優業界の常識

従来からあるアニメーションや外国語映画の吹き替えだけでなく、ゲームや歌手活動、ラジオパーソナリティーなどといった具合に活躍の場が広がり、今では憧れの職業の一つに数えられることも多い声優ですが、そのような華やかなイメージとは裏腹に、実際の報酬基準は非常に低く、経済的にはきびしい状況に置かれている人が多いというのが、この業界の常識です。 声優業界のギャランティー(出演報酬)は非常に低額である場合が多いです。

⇒ 仕事の種類

例えば、アニメーションのアフレコと外国映画の吹き替えに関しては、新人の最低ランクの人の場合、30分番組に1本出演して15000円ほどです。 キャリアを積んでいけば、この額は45000円まで上がり、一部の超ベテランの中には上限なし、というランクの人もいるようですが、そもそも番組出演の機会を得ること自体が非常に難しいことなわけですから、同世代の他業種の人と同程度の収入を得るのはもちろんのこと、声優の仕事だけで食べていくことすら困難なことなのです。

実際に声優の中には生活のためのアルバイトをしている、という人も多いのですが、そのアルバイトも、いつオーディションや仕事が入るかわからないので、急な休みをとることができるものを探さなければなりません。 本当に好きな人でなければ出来ないような、とてもシビアな世界なのです。

⇒ 声優の年収事情

近年のスクール事情&業界の傾向について

声優業界は現在非常に熱い業界だという事ができます。声優の仕事は演じている人の顔が見えないため、裏方の仕事と思われる部分がありますが、決してそんなことはありません。声優の声のイメージでキャラクター像が大きく影響を受けてしまうほど、その影響力は大きいものです。その為、外国映画の吹き替えなどでも、俳優ごとに吹き替えを行う声優が決まっており、その人の声でないと違和感を覚えたりする人も少なくありません。

その為、このような著名俳優の声を担当することは声優にとって大きな目標であり、その先輩に憧れて声優の道を目指す人が増えています。

また、最近では海外で日本のアニメが非常に人気であり、その声を担当する声優の人気も非常に高くなる傾向があります。従来は日本のアニメを放送する場合には現地の言葉での吹き替えが多かったのですが、最近では日本語のニュアンスを知りたいと日本語で放送する傾向にあります。その為、人気のあるアニメなどでは日本人の声優もアニメのキャラクターと同化し、海外で大きな支持を受けることが多くなっています。

その為、声優業界では単に声が良いというだけではなく、世界に通用する演技力を持った人が増えています。以前は声優は殆ど表に出ることはありませんでしたが、最近では俳優同様、様々なメディアで取り上げられる傾向にあり、俳優やタレントとおなじように立ち振る舞いなども重視する傾向が強くなっています。

⇒ 声優になれる年齢について

やりがいと苦労

声優・ナレーターになりたい後輩のために、仕事のやりがいと苦労に関することを紹介しています。

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現役の声優が声優養成スクールの特色について詳しく紹介されていて参考になりました。

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