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松濤アクターズギムナジウム出身者の通学時のエピソード

(注意)松濤アクターズギムナジウムで声優を目指していた時の思い出は、知人のものです。

松濤アクターズギムナジウムで、声優になるために頑張っていた時のことです。レッスンがあるのは夜の場合が多かったことから、昼間は造園業のアルバイトをしていました。

その日は仕事先の家の松が、重機を入れられない場所だったため、同僚達とスコップを使って手作業で掘るしかなかったです。何とか掘れて松は無事にトラックの荷台に積まれたのですが、大量の体力を消費してしまいました。そのせいか、待合室で座ったまま眠ってしまいました。予定をしていたレッスンを受けることができなかったため、講師に怒られました。ただ、眠っていた理由を話すと、講師は言い過ぎたと言って逆に謝罪してくれました。私のほうが失礼だったので、次からは眠らないようにしようと思いました。

同じ学校へ通う仲間達に飲み会に誘われたことがあります。面白そうだったため、ついていくとお袋の味を提供していそうな居酒屋へ入っていきました。年長者が乾杯の音頭をとったので、声に合わせて適当に乾杯と言ってビールを飲みました。未成年の子も何人かいたので、その子達にはジュースを出してあげるとお礼を言ってくれました。参加者の中には、昔のロボットアニメが好きな人がいて、その作品の人物の真似を始める人がいました。店員がその人の姿を見て大笑いしていたので、私もつられて笑いました。ビールも悪くなかったですが、出された鍋料理がすごく美味しかったため、料理を食べることに夢中になりました。1人酒に酔ってしまった人がいたので、烏龍茶を少し飲ませてあげると、アルコールが体内で分解されたのか顔色が戻ってきたみたいです。用があったので飲み会はやや早めに切り上げました。未成年の子達も一緒に連れ出して家へ帰しました。

ベテランの声優が松濤アクターズギムナジウムを訪れ、レッスンをしてくれた時がありました。レッスンの内容はベテランがかつて経験した場面の話で、激しく怒る必要がある場面と、泣き叫ぶシーンの2つでした。怒るという感情は実際にやってみると簡単なようで難しく、私だけでなく他の仲間達も上手くいく人はいませんでした。私の場合は、気持ちがこもっていないと言われたので、そうかもしえないなと納得しました。ベテランは簡単にその演技をやってみせたので感心しました。泣き叫ぶシーンは、実際に涙を流しながら白熱した演技をしていたため、プロとの違いを見せつけられたように感じました。レッスン終了後に、涙を流す練習をしてみたのですが、どうやって泣けばいいのか見当がつかなかったです。ただ、仲間の1人が急に泣き出したのでびっくりしました。話を聞いてみると、葬儀の日のことを思い浮かべたら泣いてしまったと言っていました。葬儀に参列した経験が少なかったので、愛犬が亡くなった日のことを思い浮かべたら涙を出せました。仲間達も同じようにやってみると、それぞれ上手くいったみたいです。

声優としてプロデビューを果たした人達が、松濤アクターズギムナジウムに来たことがありました。仕事についてのことや、今迄に重ねてきた苦労のような話も教えてくれました。仕事はライバルとなる声優が数多くいるため、常に陰に隠れて練習をする毎日だとか。油断をすれば先を越されてしまうこともあるらしく、プロの世界は大変だなと思いました。また、オーディションに受かればそれで合格というわけではなく、常に努力をする必要があることを熱心に教えてくれました。私だけでなく仲間達も何も言えずに彼らの話に聞き入っていました。その中には、メモ帳のような物に話を書きこんでいる人の姿もありました。彼らが帰った後は、雑談会場のようになったのですが、いい刺激になったらしく皆興奮していました。

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