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アミューズメントメディア総合学院・声優タレント学科で忘れられない講師

(注意)アミューズメントメディア総合学院で声優を目指していた方のものです。

私は小さい頃に大好きなアニメがあり、毎週そのアニメのテレビ放送を楽しみにしていました。特に好きだったキャラクターがいて、よくその声を真似してセリフを言っていたことをよく覚えています。小さい頃は声優という職業があることを理解してはいませんでしたが、声だけで喜怒哀楽を表現することができる人に憧れを抱き、自分も大人になったらそのような仕事をしたいと漠然と考えていました。声優という存在を明確に理解したのは小学生になってからで、将来は声優になりたいという夢を抱きました。自分の声でアニメのキャラクターに命を吹き込むことができる仕事だと考え、どうしたら声優になれるのかをネットで情報収集していた時、アミューズメントメディア総合学院という学校があることを知りました。

そこにある声優タレント学科は平日の夜間や日曜日に学ぶことが可能なため、高校へ通いながら勉強したいと思い、中学生の頃に両親に相談したことを覚えています。すると両親からはきちんと高校で勉強することを絶対条件として、AMGに進学することを許してもらえました。そして高校入学と同時に、AMGへ通い始めることになりました。

声優タレント学科の授業は初心者から経験者まで、それぞれのレベルに合わせて受講できるため、完全な初心者である私でも無理なく授業を理解することができました。高校の授業とは全く異なる内容を学ぶことはとても新鮮で、まして自分の好きなことを勉強できるという環境はとてもありがたいと感じました。しかし実際のところは、自分が考えていた以上に時間や体力の面できついものでした。

両親とは高校の勉強を疎かにしないと約束していたので、いくら声優タレント学科の授業が忙しくても予習と復習を欠かさずに、試験で成績が下がらないように努力していました。声優タレント学科の練習で夜遅くなりどれだけ寝不足になっても、翌日の高校を休むことはありませんでした。両親に怒られるというよりも、自分で決めて2つの学校で学ぶことを選んだのに寝不足くらいでどちらか一方を疎かにすることが、自分の中で許せなかったのです。

声優タレント学科には半年毎に実力判定オーディションがあり、現時点での自分の実力を明確にすることができます。当然のことながら周囲にも自分の実力が明らかになるので、できるだけオーディションでは良い評価をもらいたいと思うものです。私もオーディション前には普段よりも睡眠時間を削って、練習を行っていました。すると高校の勉強と声優のための練習で、寝不足による体力の低下が原因なのか、どんどん体調が悪くなっていきました。そのような状態であることを自覚していながら、私はどちらの学校も休むことはありませんでした。日に日にやつれていく私を見て、声優タレント学科の講師の1人が私に声を掛けてくれました。

その講師は私に、頑張り過ぎるなと言ってくれました。たったそれだけの言葉が、当時の私の心にとても響きました。頑張り過ぎて体を壊すようなことになっては元も子もないと、はっとさせられました。それと同時に、多くのことを語らなくても私のことを見てくれている人がいるということに安心感を抱きました。そのようなことがあってから、その講師にはいろいろと相談するようになりました。他の講師には言えないようなことも、その講師にだけは相談できました。声優になるという夢を抱いていた私ですが、残念ながら家庭の事情でAMGには通うことができなくなり、今は会社員として働いています。しかし私がAMGへ行かなければ経験することがなかったことが数多くあり、そしてあの講師と出会えたことは今の私の財産だと確信しています。

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