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声優ぶっちゃけトーク

5月23日、Eテレの「Rの法則」にて「声優ぶっちゃけトーク」という声優の現実をまとめたコ-ナーが放送されました。

 

Eテレ「Rの法則」声優ぶっちゃけトークで垣間見る生活の実態と現場での苦労

番組のレギュラー陣とゲストの興味が湧き立つなか、出演に応じてくれた人気声優の一人である赤崎千夏さんがまず声優オーディションの実態を教えてくれました。俳優や女優の場合、実力あるベテランが優遇されますが、声優の世界では実力や経験があっても声優はオーディションに参加しなくてはならないそうです。しかもオーディションでは新人よりも実力者の方が落ちる可能性が大きいと言います。赤崎千夏さんも原作は4コマ漫画であるアニメ「キルミーベイベー」の主役の折部やすなのキャストに選ばれるまでオーディションは落選が続いたそうです。そのショックは深く、「もう駄目だ」と思ったほどだと告白しています。しかし折部やすなのキャストに抜擢され、転機が訪れたとも語っています。「自分の名前を覚えてもらえるようになり、イベントでも声をかけてもらえて嬉しかった。もっと頑張れるようになった」と言う赤崎千夏さんの話を聞いて、レギュラー陣とゲストは様々な質問をします。

まずは「声優オーディションでは歌を歌うこともあるんですか」という質問についてですが、これには赤崎千夏さんと竹内英治さん、そして佐々木智代さんが答えてくれました。作品によっては歌がテーマになっているものもあり、その場合だと歌唱審査もあるそうです。その場合に備えて竹内英治さんは毎日腹式呼吸のトレーニングを行なっており、実際にアイドルが活躍する作品のオーディションを受ける時に歌を渡されて「かっこよく歌ってください」と要求されたと明かしています。また佐々木智代さんは「歌が歌えて楽譜が読めない子でないとオーディションが受けられない」というオーディションに遭遇した時があったと話しています。

それから「オーディションにビジュアルは関係ないですか」という質問については、声優の仕事が徐々に変わりつつある事が分かりました。

山中まどかさんは「同じ実力だったら容姿で選ぶこともあるのでは」と語った一方で、中島ヒロさんは「オーディションの募集要項に顔出しが可能な方という条件が多くなってきている」と述べています。また幅広い年代の女の子のキャラクターを演じる須藤沙織さんはオーディションで「コスプレできますか」と問いかけられた事があると話しました。つまるところキャラクターと声優が同一人物である認識が一般的になっており、その認識の影響で声優の仕事のなかにイベントやコスプレといったアイドルのような仕事が増えているのではないかと推測されました。

それから「声で異性を落としたことはありますか」というユーモアな質問については、岡澤由樹さんが「先輩にあたる声優が飲み会で自分の声を使っている」と激白しました。

そして「声優の仕事だけで生活できるのか」という質問に対して、実際に働いている声優陣からは圧倒的に「できない」という声が上がる結果になりました。

声優として月に出演できる数は少ない場合もあり、最悪な時は収入が0円の時もあるそうです。

声優の出演料を決めている日本俳優連合によれば声優の出演料はランク制で決められています。3年までは新人ランクで、30分の番組1本につき15000円が基本となります。その15000円から事務所が手数料等を引いた金額が声優に給料として手渡される値段なので、副業をしないと生活できないというわけです。実際に渡部紗弓さんはコールセンターでバイトをし、森優子さんはプールの監視員をしていたと語っています。また声優を夢見て北京から来日した劉セイラさんは「毎日が牛丼屋生活だ」と厳しい食生活を語ってくれました。

他にも番組では新人によるアフレコや野沢雅子さんの登場などがありましたが、どんな場面にも声優がいかに強い意思がなければ楽しめないかという内容が伝わるものでしたね。

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