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日ナレの忘れられない講師

(注意)日ナレで声優を目指していた時の思い出は、知人のものです。

日ナレでダンサーの講師からレッスンを受けていた時の話です。私の動きが固いねと言うので、柔軟体操をやってみたり食事に海藻類を加えたり工夫をしてみましたが、中々上手くいかなかったです。講師に対策方法を質問してみると、身体を常に動かすことが大事だよと笑顔で教えてくれました。私は時々体操をしていた程度だったため、その説明内容は理解できることでした。しかも、自身の身体を維持させるため、毎日運動をしているというのでプロの大変さを教わった気がします。

ナレーターの人から発声練習の授業を受けている時、講師が怒りだしたことがあります。その日は昼間のアルバイトで疲れていたせいか、大きい声が上手く出なかったです。やる気がないと判断したのが怒った要因かなと思いました。身体から力が出ない理由を説明すると、察してくれたのか言い過ぎましたと謝ってくれました。今度は大きな声ではなく、感情を抑えて話す場面を指導してくれました。私の体調を考えて気を遣っていてくれたので、有り難かったです。体力をそれほど消費しない指導だったため、指示通りに上手く進めていくことができました。ただ、悲しい気持ちを他の人に伝えるシーンは、難しかったせいか上手くいかなかったです。お手本を見せて頂いたのですが、迫真の演技と声なので素晴らしいと拍手をしてしまいました。あなたも拍手するのではなく、される側の人間になれるように頑張って下さいと言っていました。この時の言葉は今も記憶に残っています。

テレビドラマで活躍している俳優がレッスンしている時、私の表情について注意されたことがありました。厳しい目つきは時には大事ですが、普段から力を入れ過ぎていると本番に良い結果を出せないよと言われました。納得ができる話なので、鏡で表情を柔らかくする練習を開始しました。笑顔を作ろうとしたり、怒った表情をさせたりなど1人でにらめっこをしているような気分でした。俳優にその練習結果を見せてみると、まだまだだねと言って、表情の変化を見せてくれました。怒った顔と笑顔だけでなく、寂しさと楽しい感情がすぐにわかる顔など、色々な表情に変化させていったため、凄すぎて声が出なかったです。どうやって表情を変化させる手法を身につけたのですかと訊ねてみると、俳優は笑いながら怒られながら教えてもらったよと話してくれました。俳優になる前は君達と同じで毎日レッスンを受けていて、そのおかげでここまで来ることができましたとも言っていました。勉強になる話ばかりだなと思いました。

声優が講師だった時、古いアニメの登場人物の真似を見せてもらったことがあります。誰でも知っている内容でしたが、演技はその人物に完全になりきっているかのようにみえました。圧巻だったのは悲しんでいて泣き声をあげる場面の演技で、実際に涙を流して台詞を口に出していたため驚きました。どうやって涙を出しているのですかと聞いてみると、リアルに泣くには過去に体験した悲しいことを思い出すのが楽だねと教えてくれました。試しに私も泣こうとしてみたのですが、中々上手くいかなかったです。可愛がっていたペットが亡くなった、または家族の誰かの葬儀の話を想像するといいと言っていました。

ボーカルとして活躍している人が講師だった際は、厳しい授業だったので今も覚えています。歌を実際に歌っていくのですが、失敗したらその箇所をやり直して何度も歌いました。ただ、徐々にではありますが身体が慣れていったせいか、失敗する回数が減りました。講師もそれを見抜いていたのか、厳しい言葉だけでなく、優しい褒め言葉も使ってくれました。指導が厳しいと力が出ませんが、褒められるともっと頑張る意欲が湧いてくるから不思議ですね。レッスン後は笑顔で、よく頑張ったねと言ってくれたので嬉しかったです。

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