HOME > ラジオDJになるには?

ラジオDJになるには?

ラジオのDJ、パーソナリティの仕事は、昔はアナウンサーや女優、俳優が主にやっていました。生放送での対応力が求められ、当時は生放送でドラマをやるなどとっさのことに対応できる女優や俳優がラジオにおいても重宝されてきました。1960年代、70年代になるとシンガーソングライター、フォーク歌手などが務めるようになり、その後お笑い芸人やアイドルや人気声優、最近では作家なども務めるようになりました。以前のように曲を紹介する番組は減り、2時間も番組をやっているのに曲が全くかからないという番組も増えてきました。時代が経つにつれ、ラジオDJに求められるものも段々と変化してきたのは事実です。

ラジオDJになるルートは?

こうした女優や俳優、芸人やアイドルなどの職業ではなく、本業としてラジオDJになるにはいくつかのルートがあります。

1つはアナサンサーの養成学校などに入り、声の仕事を目指すというルートです。アナウンサーの養成学校はアナウンサーを目指す人だけがいるわけではありません。ナレーター志望もいれば、話し方をハキハキしたものにしたいという理由で入る人もいます。養成学校、もしくは塾形式のところに入ると、その縁で仕事をもらうことがあります。その中にこうしたDJの仕事が入ってきます。また、そこで講師を務めていた人が直々に斡旋してくれるケースも存在します。

次にラジオの放送局に就職する場合です。この場合はアナウンサーやディレクターに関係なく、放送局に就職した場合、パーソナリティとして抜擢されるチャンスは大いにあります。放送局にもよりますが、人事異動などにより、昨日まで営業だった人がディレクターに、編成担当だった人が企画担当に回されることがあります。記者から一転して営業というケース、その逆のケースもあり、記者となれば、ニュースコーナーで話す機会が出てきて、積極的にこうした人を抜擢する放送局であれば番組を持たせてくれることもあります。ただ、最初から喋ることを目的に入るのであればアナウンサー志望である必要がありますが、アナウンサーになれるとは限らず、結局営業での採用となることもあります。放送局に入ってから勝負とも言えるでしょう。

タレント事務所に所属する場合もルートとしてはあります。例えば声優の事務所であれば、声優の番組をいくつも抱えている局にお願いしてパーソナリティをやらせてくれるところも存在します。事務所が何かしらの番組を持っており、それを任せてもらえればしめたものです。とはいえ、こうした番組で優先されるのは事務所の看板タレントです。東京などの有名放送局だとその傾向はさらに強まります。しかし、放送局にこだわりを持っていないのであれば、事務所のバックアップで番組を持たせてくれるということは十分にあります。地方のコミュニティFM、地方のAM局などいくらでも番組を持たせてくれることはできます。あとはその人の力量や熱量に左右されることになりますが、確実に仕事をするにはタレント事務所に所属したほうが一番です。ただ、それ以外に興味がない場合には色々と注意が必要です。

忘れてはならないのが、放送局が主催するオーディションに参加し、合格を勝ち取るというものです。とある放送局では深夜の時間帯で生放送をやることになり、そのパーソナリティをオーディションで決めるということがありました。その結果、芸人や作家などが選ばれた中で、一般人も選ばれるなど実力とタイミングによってはすぐにDJとして活躍することができると言えます。ただ、毎年こうしたオーディションが行われているということはなく、数年に1回程度というのが実情です。アシスタントや現場に駆けつけるレポーターとしてであれば毎年のように応募していますが、そうしたところからパーソナリティを目指すというのも十分にあります。

ラジオDJに求められている才能は、ただ単に喋ることができる人だけではなく、とっさの対応ができる人、ディレクターからの指示に答えられる人、地震があっても落ち着いて応対できる人、間をつなげる人などいくつかの要素が求められています。喋ることができるのは当たり前ですが、間をつなぐことに関しての意識が希薄、もしくは間の悪さを意に介しない人は残念ながら向いていません。例えば、一定の秒数において誰もしゃべらなければ放送事故になります。これが一番あってはならないことです。また、当意即妙のやり取りに関心がなく、会話を楽しむことなく、ただ単に好きなことを喋る人も向いていません。リスナーは耳から聞こえてくる情報でしか知ることができません。声が気に入らないとか間が悪い、たどたどしい、そんなことで別の局に変えられてしまいます。聞きやすい語り口、間の良さ、そして落ち着いて冷静に行動できる人、瞬時の判断に対応できる人など多くの要素を求められることになります。一般の人が思っている以上に、様々なスキルが求められます。

⇒ 声優の生き様Topへ

ページトップへ戻る
Copyright(C) 声優の生き様 All Rights Reserved.