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声優になるためのトレーニング方法

「声優」と聞くと、アニメキャラクターへの声あてや洋画の吹き替えなど、声で演技をするイメージが真っ先に浮かぶと思います。しかし、声優の養成所でひたすら声あてのトレーニングをしているかというと、決してそうではありません。声優はあくまで「声で演技をする俳優」であるため、あくまで養成所では一人の役者としての扱いを受けます。したがって、養成所では声あてのトレーニングをする前に、基本的な発声や滑舌の練習、さらに声の仕事と関係ないお芝居の練習など、様々な特訓を行います。

演技の練習は基礎的な特訓を行った後に教わるものの、ここでもいきなり声あてをするのではなく、あたかも実写の俳優のような演技の練習を行い、その後ようやく声あての練習に入ります。このように、養成所でのトレーニングは私たちの想像とは大きく異なるのです。想像と現実のギャップについていけず、途中で挫折して養成所をやめてしまう人も少なくありません。仮に厳しいトレーニングを乗り越えて無事養成所を卒業出来たとしても、プロとして生計を立てていけるのはほんの一握りに過ぎません。アニメに多く出演する人気声優は、厳しい養成所生活を終えてデビューを果たした人のほんの一部といっても、決して過言ではありません。

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必要な発声練習の方法

声優は声だけで演技をしなければいけない職業です。 そのため、発声練習は非常に重要となってきます。

では、どのような発声練習が声優にとって必要なのかというと、まず当たり前ですが誰でもがきちんと言葉を聞き取れる滑舌の良い発生が出来るようになることです。 最近の若い人の中には、口をあまり動かさずに話をする人も少なくありませんが、そのような話し方ではぼそぼそと聞き取りづらい言葉になってしまうので、声優を目指すのであればしっかり口を動かして発声するように心掛けましょう。

次に同様の理由から、お腹から声を出すことも大切です。ハリのある声、マイクに通る声というのは、人間が普段行っている胸式呼吸では難しいのできちんとお腹から声を出す腹式呼吸で発生できるようにしましょう。 このようなことを心掛けて発声練習を行えば、声優として必要な発声が出来るようになるはずです。

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滑舌練習の前に基礎をおさらい

ただこの時気を付けなければいけないのが、変に無理をして声をつくってしまわないことです。

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声優志望の方に意外と多いのですが、可愛い声や格好いい声を出そうとして無理に喉を絞めて発声をしてしまう方がいます。 いわゆる喉声というものですが、こうした声は安定性に欠けるため仕事ではまず使えませんし、喉を痛めてしまう可能性が高いので使わないようにしましょう。"

声優に必須な滑舌を良くする練習法

アニメや洋画の吹き替えなどで活躍する声優は声の俳優としての素質が求められます。アイドル声優などは、かわいさや若さで人気を集めていますが、それだけでは人気の声優にはなれません。

なんといっても滑舌や発声がしっかりとしていなければ声だけで勝負することは不可能です。

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声そのものの通りやかわいらしさ、魅力なども大切ですが、努力してはっきりと誰が聞いても聞き取りやすい話し方、そして演技力を習得することが必要です。滑舌をよくするレッスン方法として早口言葉をくり返しくり返し復唱することが基本になります。腹式呼吸を意識しながら口を大きく開けて発声します。誰もが知っている短いものから、外郎売のような長いものまで暗記することはもちろん、抑揚をつけて復唱します。毎日毎日繰り返し行うことでより早く、より正確に発音できるようになります。はじめはゆっくりでも、正確な発音を心がけましょう。苦手な音がある場合は丁寧に口の大きさ、開き方、舌の位置など、細かな点にも注意して克服することが必要です。声優はまず基本的なしゃべるということが完璧でなくてはいけません。色々な声質や個性など求められるものに即座に応えられるような基礎的なことをしっかりと身につけましょう。

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セリフの練習はどのくらいするか

セリフの練習はいくらしてもし過ぎということはありません。少なくとも台本を見ないでも言葉が出てくるくらいには練習しておきたいものです。こういった記憶の部分では人によって早い遅いがあるものなので、一概にどれくらいセリフの練習をすればいいというものは存在しません。できるようになるまでやるしかありません。読めない漢字はないか、意味の分からない単語はないか、など初めにチェックします。

一通り目を通して内容を理解してください。

どんな速さで、どんな声で、どんなトーンで読み上げていくか、実際に声に出してみてもよいでしょう。相手がいる場合は一緒に練習するということも効果があります。相手の部分を誰かに読み上げてもらうだけでも参考になります。

⇒ 声優になりたいなら、やっておきたいセリフ練習

そして、ただ覚えればいいというものでもありません。セリフを自分の言葉にする、あるいはキャラクターや登場人物の言葉にするという作業を得て初めて完成します。言葉の奥にある意味や感情を無視したのでは、それは単なる音であって、命のある言葉にはなりません。これだけ練習したから大丈夫ということは決してないのが演技の世界です。自分なりにゴールを定めてセリフに真摯に向き合っていくしかありません。

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