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アニメのアフレコについて

アニメ作品に音声を吹き込む作業がアフレコ作業ですが、その作品のイメージを作る大きな部分の一つともいえる大切な作業です。では、このアフレコ作業はどのような工程で行われているのでしょうか。

アフレコ作業の流れ

まず大まかなアフレコ作業の工程としては、収録スタジオでアニメーションに合わせて台本を読んだものを録音します。この収録の際には、実際に出来上がった映像を見ながら収録する場合もありますが、多くの場合は完成前の映像を使用して収録することが多いようです。

製作のスケジュールによっては、まだ動きのついていない原画やコンテの状態で声をつけなくてはいけない場合もあるため、生のテレビ作品とはまた違った演技力や表現方法が必要になってきます。また、複数人での会話シーンを収録する時には、複数人で収録する場合もあるものの、スケジュールによっては別々に収録する場合もあるため、掛け合いなど微妙なニュアンスをうまく表現する必要もあります。

収録を行う際には、音声以外の雑音がなるべく入らない環境で収録します。スタジオで収録する場合防音になっており、複数人での収録の際にも、ある程度の距離を離して他の人の音が入らないようにしたり、演技中に接触してしまうことを防ぐようにしています。また、収録を行う際は服装や身に着けているものにも注意を払う必要があります。普段何気なく身に着けているものでも、服がこすれあう音が収録する音声にかぶってしまったり、動いた時の音が鳴るような素材でできているものをなるべく収録時には身に着けないよう心掛けているようです。

アニメに起用する声優の選定方法

アニメの制作現場では、アニメに起用する声優の選定は様々な形式でおこなれています。一番多いスタイルがオーディションスタイルで、アニメの制作前に募集をかけて声優を選定していく方法です。人気作品にもなると、数多くの声優がオーディションに参加するため、なかなか厳しい争いになることも多いようです。

また、別のキャラクターで応募しても、声の雰囲気や演技力を見て別のキャラクターに起用したり、役柄をチェンジしたりと、オーディションの雰囲気に合わせて柔軟に変化させることもあります。中にはオーディションでの声優の演技が影響して、作品自体の雰囲気を大きく変えたり、キャラクターを変化させたりということもあるようで、それくらい声を吹き込むことが重要であることが分かります。

そのほかの選定方法としては、共演する声優の同じ事務所の声優を中心としてピックアップする方法や、作品の監督やプロデューサーなどとすでに別の仕事で共演していて、再び起用されるという方法もあります。より多くの仕事をこなして実績を残すほど、そういった声がかかりやすくなっていきます。

近年声優として活動している方の多くは、声優養成所など元から声優を目指して訓練を積んできた方が多くいますが、中にはテレビや舞台の俳優として活躍しつつ、声優の仕事も行っている方もいます。特に声優という仕事が確立しだしたころから活躍している大御所には、このタイプの声優が多く存在していて、もともとは俳優だったところを声優として活躍しているという方が多くいます。

また、現在でも舞台活動や俳優としてテレビに登場している方、歌手として歌を歌っている方などもいます。

もちろんこのタイプの方は大御所だけでなく、若手の声優にも一定数の方がいるようですが、最近では声優という仕事が認知されてある意味あこがれとなっていることからも、初めから声優を目指して訓練を行っている方がどんどん増えてきているようです。このように、最近では声優への道というのはなかなか狭き門となっている部分もありますが、その分洗練された演技力を持つ声優も増えてきているようです。

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